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三鷹市 |
MITAKA |
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いのかしらおんしこうえん |
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多摩・武蔵野エリアの東の端っこ、吉祥寺。最も都心に近いこの街の南には、多くの人に愛される公園があります。そう、ご存知「井の頭公園」です。今回は、紅葉真っ盛りの井の頭公園を、のんびりお散歩してみました。
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全長 |
約3キロ |
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所要時間 |
約2時間 |
Access :電車 |
JR中央線吉祥寺駅下車徒歩5分
京王井の頭線井の頭公園駅下車徒歩1分 * 駐車場あり(有料) |
Access : 車 |
中央道国立府中ICから20分 |
おすすめ
シーズン |
桜・・・3月下旬〜4月初旬
紅葉・・・10月下旬
この他、四季を通じて楽しめます! |
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1 吉祥寺駅公園口 |
↓ |
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徒歩5分 |
2 井の頭恩賜公園 |
↓ |
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徒歩15分 |
3 井の頭自然文化園 |
↓ |
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徒歩20分 |
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井の頭恩賜公園
あの「家康」が、井の頭の水でお茶を飲んだ!? |
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1917年に開園した日本で最初の郊外公園。それが、井の頭公園です。この公園の歴史は、古くは豊臣秀吉が全国統一を成し遂げた安土桃山時代末期にまで遡ります。
江戸を中心に関東地方を治めることになった徳川家康は、市民の飲み水を確保するため、この地にある七井の池(7つの湧水があったことから、こう呼ばれた)の水質調査を命じ、日本で最初の上水道となる自然流路の神田上水を完成させました。
江戸時代には徳川将軍家の鷹場となり、歴代の将軍からも愛されたこの一帯。初代・徳川家康はお茶をたてるのに、この湧水池の水を用いたと言われ、現在でも「お茶の水」という通称で残されています。また、3代・家光には「1番の井戸」と絶賛され、現在では公園のシンボルともなっている「井の頭池」の呼び名を与えられたと言われています。
その後、明治時代には井の頭池を除く一帯が皇室の所有地となりますが、1913年に東京市(現在の都区部の大部分)が拝借して「井の頭恩賜(おんし)公園」が誕生。ボート場や自然文化園が次々にオープンし、現在のような都民の憩いの行楽スポットとなりました。 春にはソメイヨシノが咲き乱れ、秋にはイロハモミジが色づくなど、お花見シーズンと紅葉シーズンを中心に、多くの人々が訪れる井の頭公園ですが、かつて将軍の休憩所が建てられていた御殿山エリアを中心にケヤキ、イヌシデ、ムクノキ、コナラといった広葉樹、メタセコイア、ラクウショウなどの針葉樹も立ち並び、武蔵野の原風景の代名詞とされる雑木林の面影を今に伝えています。 |
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井の頭恩賜公園 |
住所 |
東京都武蔵野市御殿山1丁目、吉祥寺南町1丁目
東京都三鷹市井の頭3・4・5丁目、下連雀1丁目、牟礼4丁目 |
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電話 |
0422-47-6900 |
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徳川家康が好んでお茶をたてるのに使ったという通称「お茶の水」。湧水でお茶なんて、洒落てますね。 |
湧水を見守る弁財天。カップルでボートに乗ると、弁天様に嫉妬されて破局するという噂も!? |
日本で最初の上水道とされる「神田川」の源流。ここから江戸の町へと、清流が送られていました。 |
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のんびり散歩が似合う園内は、四季を通じてウォーキングを楽しめます。 |
田川に沿って歩いていると、頭上を井の頭線が通過。 |
井の頭公園駅周辺では、川辺に降りて水遊びを楽しむことも。子供も大人も大はしゃぎ! |
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野外ステージ周辺
写真、似顔絵、ストリートライブ。井の頭からスター誕生!? |
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公園内には野外ステージがあり、周辺ではフリーマーケットやミュージシャン・大道芸人によるストリートライブなどが行なわれ、賑わっています。特に休日にはたくさんの人出があり、井の頭公園の1つの名物にもなっています。
自分で作った雑貨を売る人、自分で撮影した写真を並べる人、お客さんの似顔絵を描いてプレゼントしている人など、露店ひとつひとつを見てみても、それぞれ個性的。初対面でも、出店者とお客さんが気さくにおしゃべりしている様子などは、とても微笑ましい光景。つい、話しかけてみたくなるような楽しい雰囲気が、この公園にはあるようです。
パントマイムや楽器演奏など、ストリートライブをしているミュージシャンや大道芸人さんも大勢います。お散歩を楽しみに来た人たちも、つい足を止めて見入ってしまう彼らのパフォーマンスは、どれも一見の価値あり。なかにはプロを目指して活動する人たちもいるんですよ。
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野外ステージ周辺 たくさんの露店が並ぶ散歩道。似顔絵や写真、雑貨、古着など、さまざまなお店が道行く人の目を楽しませてくれます。 |
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全身金色の衣装に身を包む不思議な男性。ロボットパントマイムが大好評。 |
ギターとベースで演奏する2人組。彼らの周りには、いつも人だかりが。 |
チェロ・ボーカルとピアノ・ボーカルの2人組「とつとつ」。温かい音色が園内に響きます。 |
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井の頭自然文化園 大人も子供も楽しめる♪ゾウの「はな子」やモルモットたちと戯れよう! |
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1934年に、井の頭池の中之島に小動物園が開園。これが母体となって、自然科学知識の普及を目指して戦時下の1942年にオープンしたのが、井の頭自然文化園です。
自然文化園は井の頭公園と公園通りを挟んで対面にある「本園」と、井の頭池のほとりにある「分園」の2つに別れており、本園には「はな子」の愛称で親しまれている戦後初めて来日したアジアゾウ(齢は50を越える国内最長寿ゾウ)や、直接触れ合うことが出来るモルモット(10時〜12時、13時〜15時)、餌を食べたり走り回る姿を間近に見ることが出来るニホンリスをはじめ、アカゲザル、キツネ、タヌキ、カモシカ、イノシシ、ヒツジ、ヤギ、アライグマなどなど、人気動物たちが待っています!
分園にはオシドリ(かつては井の頭池に生息していた。現在オシドリを呼び戻す1000羽計画実行中)やツル、ハクチョウ、ガンガモ、オオサンショウウオなどの、水辺や水中で暮らす生き物たちがいます。
この他、 長崎の平和記念像の原型をはじめとする北村西望の作品を展示する彫刻園、立体模型や動物・植物のパネルが展示されている資料館、詩人・野口雨情の書斎を移築した貸し室・童心居、ミニ遊園地など、大人も子供も楽しめる施設がたくさんあります。
親子連れでお出かけの際は、ぜひ、井の頭自然文化園にも足を運んでみて下さい!
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井の頭自然文化園 |
住所 |
東京都武蔵野市御殿山1丁目、吉祥寺南町1丁目
東京都三鷹市井の頭3・4・5丁目、下連雀1丁目、牟礼4丁目 |
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電話 |
0422-46-1100 |
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営業時間 |
9:30〜17:00(入園は16:30まで) |
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休館日 |
月曜日、 12/29日〜1/1
※月曜日が祝休日、都民の日にあたる場合は、その翌日 |
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入園料 |
中学生/150円、一般/400円
65歳以上/200円 |
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【取材後記】 こぐまのウォーキング日記 |
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池の周りにはベンチが並ぶ |
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こぐまは最近、吉祥寺に引越しました。 そんなこともあって、休日の午後を過ごす機会の多い井の頭公園。井の頭池や神田川周辺を歩く水辺の散歩コースとしても、フリマやストリートライブを楽しむためにも、自然と触れ合う憩いの時間を過ごすためにも、井の頭公園はあなたの心をもてなしてくれる最高のスポットです。
ボート乗り場や自然文化園など、大人はもちろん、お子さんも楽しめる施設がたくさんあるので、今度のお休みは、皆で手をつないで、井の頭公園ウォーキングに出掛けてみてはいかがでしょうか? |
取材担当:こぐま |
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