JR武蔵五日市駅を降りたら、「藤倉」ゆきのバスに乗って約30分先の「郷土資料館」を目指します。バスの本数が少ないので、事前に時刻表を調べておきましょう。
村の歴史や伝統、恵まれた自然と生活環境の変化に改めて目を向けて、ふるさと再発見の拠点となるのが、こちらの施設です。先史時代から、なんと9000年も続く檜原村の歴史を、村内にある中之平遺跡(縄文時代)の出土品・古文書・生活用品・農具・工具などの展示をはじめ、模型や映像などによる解説がされています。
標高約800〜1500mの関東山地に囲まれ、面積の90%以上を森林でおおわれた檜原村は、都内でも最も自然度の高い地域のひとつ。ツキノワグマやアナグマなどの剥製も展示されており、彼らの生態についても知ることができます。
また、地域住民の親睦とコミュニケーションをはかる場として、研修室が設けられています。檜原村の自然と暮らしを紹介したり、民話と伝説を紹介するマルチスライドやプロジェクターが用意されていています。
滝めぐりウォーキングに出発する前に、まずはこちらの郷土資料館で、檜原村の歴史と文化を学んでおきましょう。
エリアガイド: 檜原村郷土資料館 ・ 武蔵五日市駅 |