境内を参拝したら、再び通りに出て左へ進み、落合川の川岸へ。川沿いのウォーキングコースはその通りに架かる毘沙門橋が起点となるが、その前に川を少しだけ上流に遡り、近くにある氷川神社にも訪れてみよう。
落合川上流の湧水群「沢頭(さがしら)」の水源地にある氷川神社は、せせらぎの音が静かに響く丘上の小さな神社。創建年代は明らかではないが、現存する棟札には承応3年(1654年)とあり、それ以前の開基であることに間違いないらしい。住宅街の一角にありながら、今もなお「村の神社」の雰囲気を醸し出している境内は、まさに川の守り神らしく、水源である野趣豊かな上流の川面を見守っている。
さあ、社殿を訪れたら、いよいよ落合川のウォーキングコースへ。再び毘沙門橋へと戻り、そこから始まる川沿いの遊歩道を下流に向かって歩いてみよう。
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