奥多摩湖岸の桜
4月中旬
留浦の浮橋 -- 太子堂 -- 麦山の浮橋 水面に浮かぶ2つのドラム缶橋
小河内神社 小河内地区の鎮守、首都用水の守り神
鶴の湯温泉郷 湖底から甦った歴史ある温泉地
鶴の湯温泉は、南北朝時代から、利用され始めていて、江戸時代には武蔵国多摩郡原村温泉として、多摩川沿いの旧青梅街道わきにあって、江戸に近いところから、多くの来遊客で賑わい、湖底に沈むまで、湯治場として600年の長い間、栄えてきました。 「鶴の湯」という名は、その昔、弓矢で射られて傷ついた一羽の鶴が、崖から湧出する温泉に身を浸して、傷を癒し、元気に飛び去ったという言い伝えに由来しています。 1938年に着工された小河内ダム(奥多摩湖)の建設で、鶴の湯温泉の源泉が湖底に沈んでしまいますが、1991年、源泉を湖底からポンプで汲み上げて、「鶴の湯温泉」として復活させました。現在、この源泉は奥多摩湖周辺の旅館、民宿及び販売所にタンクローリーで毎日、配湯されています。 アルカリ性単純硫黄温泉で、かすかに「タマゴ」の香りがする、お肌にツルツルの美人の湯です。ほとんど無色透明で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などに効くことで名湯として、評判の温泉です。
桜園地 10,000本の桜と湖を堪能
奥多摩湖岸のウォーキングでは、大小合わせて8箇所の橋を渡ります。湖に浮かべられたドラム缶橋では風で波打つ湖面の美しさに、対岸の道と道を結ぶ大きな鉄橋からは周囲の山々に抱かれた湖の広大さに感動させられます。
同じ湖でも、日の光の指す方向や、周囲の山々の形に彩られて、橋を渡るたびに姿が変わる奥多摩の豊かな水の姿を、じっくりと堪能しながらウォーキングをお楽しみ下さい!