2007年10月、開館20周年を迎えたパルテノン多摩では、記念事業として市民参加型の公演が企画され、多摩の万葉時代を再現した防人パレードがパルテノン大通りで開催された。これは、古代装束をまとった防人たちが多摩センター駅前を出発し、よこやまの道の峠に見立てたパルテノン多摩の大階段を上って妻子との別れを再現するというもの。実際に古代の多摩丘陵でこのような別れのシーンがあったかと思うと切ない気持ちになるが、歌とダンスで表現された公演は、古代人の家族愛がリアルに蘇ってくる感動的なイベントとなった。多摩市では、古代にならって府中の大国魂神社からよこやまの道を歩く防人パレードを毎年11月に行っている。歴史に興味がある人は、紅葉シーズンのウォーキングに合わせてパレード観覧に参加するのもおススメだ。
さて、ウォーキングの途中で楽しむクウ・ネル・アソブ。今回のクウ・スポットは、一本杉公園近くにあるレストラン「ハウスリーク」。具沢山の手作りピザや海の幸たっぷりのパエリアがランチに最適だ。またネル・スポットは、一本杉公園の木陰の芝生が涼しげでおススメ。日向ぼっこしたい人は多摩中央公園の日当たりのよい芝生で寝転ぼう。そしてアソブ・スポットを探すなら、多摩センター駅前の繁華街エリアへ。百貨店や映画館、美術館、サンリオピューロランド、温泉施設、犬や猫と遊べる「わんにゃんワールド」などがあり、1日では回りきれないほど魅力的なスポットが大集結だ! |